The Philippines is widely known for its long history of labor migration, largely defined by people’s movement towards non-agrarian work opportunities in the global market. However, Filipino labor has a rich history of sustaining farms in rural settings overseas, with the settlement of Filipino indentured and contract laborers in North America as a prime example.
続きを読む >
アネマリー・モル著 Eating in Theory の日本語訳(『食べる』)が近刊されます。この機会に、著者に本書について広島でお話しいただきます。
続きを読む >
オスロ大学のウェンゼル・ガイスラー教授とルース・プリンス教授をお迎えして、ポスト植民地期の東アフリカにおける農薬研究、環境アクティビズム、およびアフリカ人女性科学者の経験に関する講演会を開催します。両教授は東アフリカを主なフィールドとする文化人類学者/医療人類学者で、ポスト植民地科学史の研究でも知られています。
続きを読む >
人類学やSTSの知識(をはじめとする批判的思考)全般にわたるフェミニスト論者の貢献について理解し論じる場を、広島を拠点に(ただしメンバーは広島に限らず)持ちましょう…
続きを読む >
What kind of migration governance for a post-pandemic world?
フィリピンのスカラブリニ移住センターと、広島文化人類学プロジェクト研究センター (TAIHI)の共催で、Anna Triandafyllidou氏(トロント大学)による特別ウェブ講演「ポスト・パンデミックの世界における移住ガバナンスとは?」を開催いたします。
続きを読む >
Shiho Satsuka Lecture on Matsutake Worlds
広島文化人類学プロジェクト研究センター(TAIHI)では来る4月22日(土)、トロント大学の佐塚志保さんを囲んで研究会を開催します。佐塚さんはNature in Translation (Duke University Press, 2015)などの著書を持つ気鋭の人類学者ですが、近年ではアナ・ツィンらの「マツタケの世界研究グループ」のメンバーとして、里山の荒廃によりマツタケの国内生産が低迷する日本でフィールドワークを行なっています。今回の会では、佐塚さんが出版予定のThe Charisma of Mushrooms: Undoing the Long Twentieth Centuryについて、その構想を語っていただきます。
続きを読む >
Anthropology of Migration and Politics of Care (5th TAIHI Seminar)
広島文化人類学プロジェクト研究センター (TAIHI) では2023年3月18日、文化人類学者で精神科医 Roberto Beneduce と医療/心理人類学者 Simona Taliani 両氏の講演会を開催します。Beneduce 氏はイタリアにおけるアフリカ系移民・難民のトラウマ的記憶について、Taliani 氏は、やはり地中海を超えてやってきたアフリカ系女性がイタリアで母親になることの困難についてお話しされます。
続きを読む >
Minorities in Postcolonial State and International Law
人間社会科学研究科国際平和共生プログラムと広島文化人類学プロジェクト研究センター (TAIHI)の共催で、Mohammad Shahabuddin氏(バーミンガム大学)をお招きし第16回IPCセミナー“Minorities in Postcolonial State and International Law”を開催いたします。
続きを読む >
Embodied Value Theory
広島文化人類学プロジェクト研究センター(TAIHI)では来る2月20日、医療人類学者ステファン・エックス氏の講演会を開催します。同氏はインドにおける抗うつ薬の受容を描いた Eating Drugs (NYU Press, 2013) をはじめ、幅広い研究活動で知られていますが、近著 Living Worth (Duke University Press, 2022) では「生」と「価値」という、人類学の大問題に取り組んでいます。今回の講演では、同氏が人類学の新たな価値理論として提示する Embodied Value Theory について検討します。
続きを読む >
日本文化人類学会では、広く人類学的な考え方を知ってもらうため、毎年、公開シンポジウムを開催しています。今回は、広島で原爆の問題を中心に考えます。被爆したのは人間だけではないし、広島と長崎だけでもありません。原爆をグローバルな「原子力マシーン」のなかで捉え直しながら、そこから漏れ出す人間や動物や植物たちの「ちっちゃいこえ」を聴きとり、それを表現することの意味について、詩人のアーサー・ビナード氏をゲストに迎え、詩的想像力と人類学的想像力の対話を通して探っていきます。
続きを読む >
Making and Remaking Urban Ecologies across Manila's Edge
フィリピン・マニラ首都圏の20世紀を通じた拡大の過程を、都市生活に多大な影響を及ぼし続ける水と水産資源の循環、それを支えるインフラストラクチャーに焦点をあてつつ解明する。人、モノ、自然の絡み合いから生成する都市のポリティカルエコロジーとメタボリズムを検討する、人新世の都市社会論。
続きを読む >
「マルチスピーシーズ民族誌」 (標葉隆馬・見上公一編『入門 科学技術と社会』)
京都:ナカニシヤ出版
“Cultivating the Ocean: Reflections on Desolate Life and Oyster Restoration in Hiroshima” (in Nurturing Alternative Futures: Living with Diversity in a More-than-Human World, edited by Muhammad Kavesh and Natasha Fijn), book chapter
Oxon and New York: Routledge
Curing Lives: Surviving the HIV Epidemic in Ethiopia
Palgrave Macmillan
アートの根っこ:想像・妄想・創造・捏造を社会へ放つ
京都:晃洋書房
金融人類学への誘いーートレーダーの日本と夢の終わり
水声社
City, Environment, and Transnationalism in the Philippines: Reconceptualizing “the Social” from the Global South
Oxon and New York: Routledge
食う、食われる、食いあう マルチスピーシーズ民族誌の思考
東京:青土社
新型コロナウイルス感染症と人類学――パンデミックとともに考える
東京:水声社
「工業型畜産における人間-動物の労働」(奥野克巳+近藤祉秋+ナターシャ・ファイン編『モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学』、pp. 57-77)
東京:以文社
環世界の人文学:生と創造の探究
京都:人文書院
身心変容と医療/表現:近代と伝統
東京:日本能率協会マネジメントセンター
Nuclear Compensation: Lessons from Fukushima
Evanston: Northwestern University Libraries
グローバリゼーションとつながりの人類学
七月社
「知的財産をめぐる人々の意識の醸成ー現代人類学の視点から」『知財のフロンティア1: 学際的研究の現在と未来』(田村善之・山根崇邦編)
東京:勁草書房
『不確実性の人類学:デリバティブ金融時代の言語の失敗』
東京:以文社
Ethnographies of Development and Globalization in the Philippines: Emergent Socialities and the Governing of Precarity
Oxon and New York: Routledge
トラウマを共有する:トラウマ研究2
京都:京都大学学術出版会
「自然と知識:環境をどうとらえるか?」『文化人類学の思考法』(松村 圭一郎・中川 理・石井 美保編)
京都:世界思想社
文化人類学の思考法
京都:世界思想社
Toyokazu, Ihara
No More Nagasakis: Interfaith Action toward a World without Nuclear Weapons.
Hirokazu Miyazaki and Xavier Riles Miyazaki, trans.
Ithaca: Cornell University Press
平和を生きる日米人形交流――渋沢栄一とシドニー・ギューリックの親交からキッズゲルニカへ
世織書房
"Making 'Pluralistic' Health Systems: Documentation of "Folk" Ayurvedic Knowledge" in Arima Mishra, ed., Local Health Traditions: Pluralism and Marginality in South Asia
Hyderabad: Oriental Blackswan
知的所有権の人類学:現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知(第47回澁澤賞)
京都:世界思想社
トラウマを生きる:トラウマ研究1
京都:京都大学学術出版会
"Temporalities in translation: The making and unmaking of 'folk' Ayurveda and bio-cultural diversity" in The World Multiple: The Quotidian Politics of Knowing and Generating Entangled Worlds
Oxon and New York: Routledge
Hirokazu Miyazaki and Richard Swedberg, eds.
The Economy of Hope
Philadelphia: University of Pennsylvania Press
"Infrastructural Inversion and Reflexivity: A 'Postcolonial' Biodiversity Databasing Project in India" in Infrastructures and Social Complexity
Oxon and New York: Routledge
「社会的なもの」の人類学—フィリピンのグローバル化と開発にみるつながりの諸相
明石書店
動物と出会う I:出会いの相互行為
京都:ナカニシヤ出版
世界の手触り:フィールド哲学入門
京都:ナカニシヤ出版
Nagasaka, Itaru & Asuncion Fresnoza-Flot eds.
Mobile Childhoods in Filipino Transnational Families: Migrant Children with Similar Roots in Different Routes
Palgrave Macmillan
プシコ ナウティカ:イタリア精神医療の人類学
京都:世界思想社
自然学:来るべき美学のために
京都:ナカニシヤ出版
身体化の人類学:認知・記憶・言語・他者
京都:世界思想社
Arbitraging Japan: Dreams of Capitalism at the End of Finance
Berkeley: University of California Press
希望という方法
以文社
医療環境を変える:「制度を使った精神療法」の実践と思想
京都:京都大学学術出版会
The Method of Hope: Anthropology, Philosophy, and Fijian Knowledge
Stanford: Stanford University Press
"Temporalities in translation: The making and unmaking of 'folk' Ayurveda and bio-cultural diversity" in The World Multiple: The Quotidian Politics of Knowing and Generating Entangled Worlds
Oxon and New York: Routledge
Hirokazu Miyazaki and Richard Swedberg, eds.
The Economy of Hope
Philadelphia: University of Pennsylvania Press